ガラス交換ではサッシも交換が必要?

sasshi_koukanガラスの交換を依頼することが初めての方の場合、色々な疑問点が浮かんでくることも少なくありません。その疑問点の中でも、比較的多くの方から聞かれるのが「ガラス交換ではサッシも交換が必要?」ということについてです。ガラスというと窓枠と一体になっているイメージがあることから、ガラスを交換するとなるとサッシも一緒に交換しなければならないように思うのは当然であると言えるでしょう。それでは実際のガラス交換の状況において、サッシの交換も必要なのでしょうか。

この質問に対して、結論から述べるとしますと、サッシの交換が必要なケースも存在するというのが答えになります。ただ、サッシの交換が必要なケースとは、一般的なガラスから特殊なガラスに交換をする場合ですので、それほど頻繁に起こり得るケースではありません。ではどのようなケースであればサッシの交換まで行わなければならないのかというと、複層ガラスなどのガラスに厚みが必要となるもの、または特殊なタイプのガラスのようにサッシと一体型のものに交換をする場合です。

複層ガラスはガラスを二枚合わせて取り付け、さらにその二枚のガラスの間に一定幅の空間を作らなければならないとされています。そのため、必然的にこのガラスを取り付けるためのサッシは幅広になります。また、サッシと一体型のガラスについてはそのままの通りで、サッシごと交換しなければ絶対に取り付けることができないものとなります。

ただ、上記でご紹介したガラス以外のものであれば、基本的にサッシを交換しなくてもガラスの交換をすることが可能です。古い方のガラスのコーキングを剥がしてガラスを綺麗に取り外し、そしてその窓枠にそのまま新しいガラスを取り付けて新たなコーキングを施す、このような工程で十分ガラスの交換を行うことができますので、普通のガラスであればサッシまで交換する必要はないためサッシの交換はケースバイケースでしょう。